Connect 2015

2015/11/18 ~ 18 にニューヨークで マイクロソフトの開発者向けイベント Connect(); // 2015 が 開催されました。

英語の動画を見ても何のことやら分からないので、内容についてまとめてみました。



トピック

ざっくりと重要そうなトピックを抽出しました。


Visual Studio Code のオープンソース化、ベータ版リリース

無償かつマルチプラットフォームなコードエディタである Visual Studio Code が オープンソースとなりました。
GitHubで公開されています。

また、あわせてベータ版がリリースされています。

Node.js や C# (ASP.NET) のデバッグ実行もサポートされ、 実は最強のJavaScript開発環境なのではと噂されています。

実際、AngularJSTypeScriptVisual Studio Code で開発されているそうです。

エクステンションにより機能拡張が可能になり GoPascal, F# など、様々な言語に対応できるようになりました。

エクステンションの導入は Sublime TextAtom と似たような使用感みたいです。



.NET Core と ASP.NET 5 が RC に

Windows上で作成しビルドした ASP.NET 5 の Webアプリケーションを Ubuntu の中で走っている docker のイメージに展開してそのまま実行させる、というデモをやっていました。

なんか半年前も同じようなデモを見た気がします。

会場では、Linux上で ASP.NET 5 が動くことより Windows のコマンドプロンプトから Windowsの新しいsshコマンドを使用して Linuxにアクセスしている事に拍手が起こったみたいです。


Go-Liveライセンス となったので、プロダクトの開発にも安心して使用できる...
らしいですが、よく分かりません。



Node.js tools for VS

Visual Studio で Node.jsアプリの開発・デバッグ・Azureへのデプロイが可能になるプラグイン。
コレ使うなら Visual Studio Code 使うと思います。



デベロッパー向けの無料プログラム Free Visual Studio Dev Essentials

...など

登録と利用は無料。



半年前の build2015 から順当に前進している感じです。
サプライズは無いですが、ネガティブな点も無いですね。

Free Visual Studio Dev Essentials によって Visual Studio Team ServicesAzure への間口が広がりましたね。

Visual Studio Team ServicesGitHub よりも優位な点を明確にアピールできれば 面白いんじゃないでしょうか。

グループウェア勉強会で少し見た限り、UIがクソでしたが...